日比谷聘珍樓さんの薬膳セミナーに参加してきました。
もともとはアンチエイジング薬膳の壺蒸しスープを食べてみたくて、コースの料理を毎月見ていたりしましたが、今回職場の先輩とどうせならセミナーに参加してみようということで、薬膳セミナーへ参加しました。
薬膳セミナーは、薬膳を中心に講義を聞き、そのあと薬膳に基づいた料理をいただく構成です。
10年後に後悔しない黄金の体づくりとのことで、今回は薬膳+筋トレについてでした。
先に、今日のお茶。花緑博士茶(かろくるいぼすちゃ)です。
グリーンルイボスがメインのお茶だそうで、活性酸素を除去しつつほかに入っているものでリラックスも図ってくれるそうです。
このお茶、飲み終わると次々に注いでくださるので、たくさん飲んできちゃいました。さっぱりしているので、食事にも合うんですよね。
次に、今日の講義。
筋トレについて。
筋トレは老化との闘いとのことで、筋肉を使うことを頭も使って行うことが大事だそうです。
簡単なトレーニングも教えていただき、これから毎日頑張ります!
続いて、薬膳の講義。
今回は筋力がテーマなので強筋骨+春の薬膳。
料理に使われている食材のそれぞれの効果を説明していただきました。
料理長さんから今日の料理の説明。どういった食材になにを合えているか、どう調理しているのかを教えていただき、料理のポイントとか美味しさを教えていただきました。
いよいよ。
お料理が運ばれてきます。
まず 鮑と春野菜の和え物
鮑は肝に血液を増やし、柑橘の香りで肝も補うとのことで、春の養生ですね。
いろいろな味がして楽しいお料理。とはいえ、鮑なのでいきなり高級食材。柑橘の香りで肝を感じながら食べました。

フカヒレ、すっぽん、鹿のアキレス腱、老陳皮の壺蒸しスープ
滋陰潜陽の効果を持つ スッポン。これこそ王道の高級食材スープ。このスープ、調味料まったくなくて、この深い味……私が深いとかいってしまうくらいなので、相当わかる味。食材そのものってすごいねぇ。

うなぎの豆鼓醤蒸し
緑豆粉で作った春雨がピリ辛感を和らげてくれて美味しい。うなぎがぷりぷりなのは、骨ごとぶつ切りにしているからとのこと。初めての食感と美味しさ。

富貴鶏
江南地方の名物料理。蓮のはっぱで豚肉、きのこなどなどを詰めた鶏肉を巻いて、それから小麦粉で固めて焼いたものらしい。
これがめちゃくちゃ美味しい。八角なのかな…という味も相まって、なんというかめちゃくちゃ美味しい。取り分けられたお皿も温めてあって、じゅーじゅーしてました。


桜えびのこんにゃく米チャーハン
桜えびは開胃の作用と海のミネラル分も補給できるとのこと。そして、お米でなくこんにゃくをお米の形にしたもの。
なんだかんだで結構お腹もいっぱいになってきたころ、こんにゃくがさっぱりしてて食べられちゃいます。桜えびは味も香りも食感も良いですよね。ぺろっといただけました。

文旦と紅香麗茶のジュレ
牛乳プリンの山楂子ソース
写真撮り忘れたようです……大きなお皿に文旦のピールもあって、小鉢3つが乗っていました。
文旦のさっぱりとジュレがつるっとしていて春らしいお味。なかにジャムのようなあんがあって、それも味変で美味しい。
牛乳プリンは甘いけど、山楂子ソースが酸味があって面白い組み合わせだなと思いました。山楂子は消化を助けることは知っていたので、デザートに使うのも良いんだなぁと実感。このソースは簡単だから作ってみて。とスクーリングのときに言われ、一回失敗しているもの……また作ってみようと思います。
ちょっとお高めだからなぁと思っていた薬膳セミナー。
食材が高級なので、それもそうかという感じもあり、実際ボランティア精神で開催されているそうです。
普段私では食べられないような食材にワクワクもありますし、セミナー内容もとても良かったのでまた参加したいと思います!
今回は筋力がテーマで、毎日できるトレーニングも教わって、ほぼ(笑)毎日しています。これで10年後も違うかなぁ。
コメント