*1 キトラ古墳の壁画を保存した方にお会いした!

せんとくん
まぼろしびと
まぼろしびと

すごい人にお会いしてしまった!

◎キトラ古墳(四神の館)
壺阪山駅より徒歩15分

◎高松塚古墳 壁画館をもっと知りたい方はこちら
飛鳥駅より徒歩15分
かめバスでも行けます

2023.3.25にまほろば館で行われたイベントに参加してきました。

「キトラ古墳「壁画」発見40年 キトラ・高松塚古墳を発掘する」

というテーマで明日香村教育委員会 文化財課 主任技師 長谷川 透さんが講義してくださいました。

これが、内容も素晴らしいのですが、なんといっても講義してくださった長谷川さんは
キトラ古墳の壁画保存に関わった方ということがすごいですね!

私は、キトラ古墳の横にある四神の館で復元された石室の中に入って、キャッキャ キャッキャ言っていたわけですが、

この方はなんと本物の中に入って間近で壁画を見て、保存作業をされたという……

すごすぎる……

もうこの作業ができる人はこの世にいないのよ。そんなとてもすごい人なのよ…

高松塚古墳の保存調査もされていたそうでもあるので、
もっと色々お話聞きたかった……

機会をぜひ!!

ということで、内容は
キトラ古墳の発掘について(高松塚古墳についてが少し)のお話でした。

発見から40年。私と同年代。最近の話なんだということが驚きます。
発掘の技術(カメラとかも)も進んできてできるようになったこともたくさんあるのかな。

古墳内部にファイバースコープを入れたことで、極彩色の壁画が発見された。とのことで、見たときには感動が止まらなかったのだろうなぁ。震えますよね。

あとは盗掘した人が小柄でよかったですね。朱雀が残るくらいの穴で終わらせてくれた。
まぁ、入られないことが一番だけど……

壁画は四神と十二支と日像、月像と天文図。

こんな素晴らしいものが1300年前に描かれて残っている。なんて素敵なのだろう。
天文図は世界最古の実例だそうです。さらにワクワクしますね。

セミナーに参加した数日前には、キトラ古墳の辰、巳、申が確認されたというニュースが。まだまだこれから発見されるものもあるのでしょうね!

私は奈良に住んでいたので、キトラ古墳壁画の四神公開でじっくり見てきたことがあります。感動すぎて、そこから離れがたかったなぁ。
そして、横浜帰ってきてからも、キトラ古墳の公開日が奈良に帰るときと合ったときがあって、発掘途中を見たことがあります。
もう何とも言えないですよね。

とはいえ、高松塚古墳のほうが私の古墳、四神、星宿の興味の原点です。
ふしぎ遊戯というアニメ(原作は漫画)が好きで、それを見ていた中学生の時からずっと高松塚古墳には行ってみたかった。ちなみに柳宿が好き。あと鬼宿派。

キトラ古墳も高松塚古墳もまだまだ知識が浅いので、さらに勉強を重ねてまた見に行きたいと思います。
被葬者のなぞとかも面白いですね。私も渡来人ではと思います。他にみられない壁画の古墳ですし、天文図とか四神とかの考えはやはり渡来人の考え方かなと。
ちなみに、いま薬膳勉強していて、中医学も勉強しますが、四神の館に訪れた際に青春の意味を知って、ここも中医学の考えとつながるのかととても興味深かったです。

ということで、

国内でたった二例の極彩色壁画古墳です!

キトラ古墳の横には
四神の館という資料館があります。
極彩色壁画のことや発掘のことなど、かなり充実しているのに、なんと無料!
期間限定ですが、実際の壁画公開もされます。(事前予約が必要です)

高松塚古墳には、高松塚壁画館という資料館があります。
こちらは発見されたときの現状壁画模写などの資料が見られます。

ぜひぜひ訪れてみてくださいね!

私と奈良。

コメント

タイトルとURLをコピーしました