中医薬膳学とは
健康維持や病気の予防と改善のために作った特別な料理の学問のこと。
と、私が師事する本草薬膳学院の学院長 辰巳 洋先生は書かれています。
私が受けた印象としては、食材と中薬はそれぞれ特徴を持っていて、その特徴をそれぞれの人の悩みに合わせて使うことによって、体調を整えていく食事。です。
何も考えずに食べていた ただの「食事」が、食材のもつ特徴を知れば、それを生かして悩みを解決していこうとできるなんて、素晴らしい学問だなと思いました。
そこで。
まず薬膳を勉強するにあたって、勉強を教えていただく学校を探します。
ところが、
学校も資格も調べるとたくさんあるんです!!
なにが違うのか、、悩む。
ということで、
薬膳についての資格をとれる学校の中で2校に絞りました!
薬膳の学校 2校
せっかくなら中国での公認がある資格を選ぼうと思ったので、
①本草薬膳学院
②日本中医食養学会
に絞りました。
①本草薬膳学院
(薬膳コーディネーター:ユーキャンで取れる資格ですが提携されてます。この資格をとっていると中医薬膳師の受講の際に割引があるようです。詳しくは学院にお問合せください)
中医薬膳師
→国際薬膳師
(→国際中医師:医師資格なので薬膳とは違いますが、中医薬膳師になれば先に勉強を進めることによって取れる資格になります)
国際薬膳師は中国国家中医薬管理局一級学術団体 中国薬膳研究会 認定資格になります。
→2024年度より日本国際薬膳師会認定資格になります。
中国薬膳研究会は中国薬膳分野で最高権威機関として格付けられ、
「中国国務院・科学技術部・中国国家中医薬管理局」に属する第一級学会として中国民政部に登録している学術団体です。(本草薬膳学院の回答より)
日本国際薬膳師会はもちろん日本の団体であり、中国からの認定ではなくなりましたが、
学院長の辰巳洋先生は日本の薬膳に大変貢献されておられる先生です。
②日本中医食養学会(日本中医学院の関連施設団体)
薬膳アドバイザー
→中医薬膳指導員
→国際中医薬膳師
国際中医薬膳師は中国中医薬研究促進会 認定資格になります。
中国中医薬研究促進会は中華人民共和国の国家衛生健康委員会傘下の家機関である
「国家中医薬管理局」の指導のもとで1989年に正式に登録された学術組織である。(日本中医食養学会の回答より)
結果
国際薬膳師と国際中医薬膳師は認定する団体の違いがあります。国際薬膳師は中国でも薬膳における最高権威機関から認定されることはわかりました。
他にもいろいろな団体があり、その団体特有の認定がたくさんあります。
私は薬膳を主にしよう、せっかくなら中国での公認資格をとろうと思ったため上記の2校に絞りましたが、
ご自身に合った内容の講座だったり、通うために近い場所だったり、どこまで突き詰めて勉強するか、などそれぞれの特徴を鑑みて決めてみてはいかがでしょうか。
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