#4 夏と薬膳

薬膳

まずみてね。

中医薬膳師を目指し途中での自身の勉強をまとめています。
ニュアンスが間違えている箇所などもあるかと思いますので、参考までに。

夏は
陰陽では「陽気旺盛」となり、
1年中で最も暑く、雨が多い季節となるため、万物が生長します。
五臓のうち心の機能が盛んになるため、顔や身体が熱くなり、汗が多く出ることにより津液が不足になり、血流に影響するので、スポーツを控え昼寝をしましょう

邪気:暑邪(しょじゃ)

 ・陽に属する。湿邪を伴いやすい。
 ・『炎熱性』=熱が出やすく、汗をかきやすい。気・血・津液を傷つけやすい。
 ・『上昇発散』=汗やエネルギーを発散捺せやすい。

暑邪は自然界にだけ存在している邪気で、体内から生じる「内暑」はない

邪気:火邪(かじゃ)

 ・陽に属する。六淫邪気はすべて火熱邪気に変化する可能性がある。癰腫瘡瘍ができやすくなる。
 ・『炎熱性』=熱が出やすく、汗をかきやすい。気・血・津液を傷つけやすい。
 ・『生風動血』=熱による四肢の痙攣、出血。

五臓:心

 ・血脈(けつみゃく)を司(つかさど)る
 ・神明(しんめい)を司(つかさど)る
 ・舌に開竅(かいきょう)し、その華は顔面にある

大事な作用は「生命」と「神明(神志)」を司ること。

五味:苦味

 ・清熱作用(体内の熱をとる)  
 ・解毒作用(いろいろな毒をとりのぞく)
 ・燥湿作用(湿を乾燥させる)
 ・通便作用(便通を改善する)

熱を冷ますため、夏に使うが清熱しすぎないよう注意が必要。

薬膳処方

「清熱解暑」
「生津止渇」
「養心安神」

夏は暑くて、汗をかき、心拍数がおおくなるため、涼性・寒性で酸味・鹹味の食材を摂るとよい。
冷たいものを食べたくなる季節だが、身体を冷やしすぎるため量の加減に注意。
また食中毒に注意。

薬膳食材・中薬

「清熱解暑」小麦、トマト、白菜、キュウリ、バナナ、リンゴ、西瓜/薄荷、菊花、葛根
「生津止渇」豚肉、牛乳、卵/麦門冬
「養心安神」酸棗仁、竜眼肉

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